トレラン初級講習で学んだ体の使い方メモ
初めてトレイルランニングの初級講習@鎌倉に参加した。実技中心で、体の使い方をかなり細かく指導してもらった。フォームや意識するポイントを備忘も兼ねてまとめておく。
基本姿勢と重心
- 骨盤を立てて、胸を軽く張る。腰を前に出すのではなく、へそ下に少し力を入れると自然と骨盤が立つ。
- 重心はフォアフット(前足部)に置く。かかとにはあまり体重を乗せない。
平地や共通の動き
- 骨盤を立てた状態で、上半身と下半身の連動を意識する。
- 骨盤を左右に振るように使うと、自然と足が上がり、腕も連動する。
- ももを自力で上げようとすると疲れるので、骨盤の動きに任せるほうがよい。
登り(走り)
- フォアフットで着地し、かかとはつけない。ふくらはぎの疲労を軽減できる。
- 骨盤を上下に動かすことで足を自然に上げる。足は体の真下に置くように。
- 「骨盤を前に出す → 体を倒す → 足が出る」の流れを作る。
- 目線は近くに固定しすぎず、数歩先とさらに先を交互に見る。
登り(歩き)
- 足裏全体を地面につけて登る。基本は走りと同じで、骨盤主導。
- 膝を深く曲げ、ももと腹で手が挟めるくらいまで下げる。
- 猫背にならないよう注意。前腿で登らないように、重心移動で上がる。
- 手はももや腰に固定すると動作が安定する。
下り(走り)
- 平坦な下りでは「かかと→フォア→つま先」となめらかに着地する。
- 下りは最も疲労がたまりやすいので、前腿に負荷をかけないよう踏ん張らない。
- 「階段1段飛ばし」の練習が、恐怖心の軽減や反射力の向上に効果的。
- 目線は足元と遠くを交互に確認。
- 着地はなるべく土の上を選ぶ。
下り(歩き)
- 後傾にならず、気持ちは前傾で。
- ジャンプせず、段差には足を近くに置く。
トレランは単なる走りではなく、体の使い方がすべてに影響する。今回の講習で、特に「骨盤主導」という考え方が印象に残った。今後の練習でも意識していきたい。