トレイルランニングレースのペースチャートを自動生成するChatGPTプロンプト
長距離トレイルランでは、ペース管理と関門突破計画が完走率を左右する。 これまでExcelや手計算で作っていたペースチャートを、GPXと関門データだけで自動生成できるプロンプトを作ったので紹介する。
目的
レース前に「どこで余裕を持ちたいか」「どこが制限ギリギリか」を可視化する。 コースの勾配や標高変化を自動で解析し、上り・下り・平地を区別したリアルな通過時刻表をPDF化する。
必要な素材
| 種類 | 内容 | 入手方法 |
|---|---|---|
| GPXファイル | コースデータ(距離・標高・緯度経度) | Garmin、Strava、公式サイトなど |
| 関門データ | 各CP/エイドの制限時刻 | レース要項PDFや大会HPから画像または表で取得 |
| ペース設定 | 上り/平地/下り(分/km) | 自分の走力に合わせて自由設定 |
汎用プロンプト
以下の条件でペースチャートを作成して。
GPXファイル:添付済み
関門情報:添付(画像または表)
条件:
- コース名:◯◯ Trail 〇〇k
- 距離:◯◯km
- 累積標高:+◯◯m/-◯◯m
- 制限時間:◯時間(例:6:00〜20:00)
- スタート地点:◯◯(地名)
- フィニッシュ地点:◯◯(地名)
- エイド数:◯箇所(滞在◯分/箇所)
- ペース設定:
- 上り:◯分/km
- 平地:◯分/km
- 下り:◯分/km
出力:
- A4縦PDF
- 表サイズ:クレカ相当
- 表示項目:CP, Dist, Sec, Gain, Pace, Target, Cutoff
- Cutoff:公式関門時刻を反映(なければ制限時間統一)
- 出力ファイル名:{大会名}_PaceChart.pdf
出力例
サンプルとして、伊豆トレイルジャーニー/ITJ70k のGPXデータと関門表をGPT-5に読ませて出力したのが以下のチャート。
ゴールのtarget時間=制限時間となっているが、実際に走るとしたら各関門30分前くらいの貯金を少なくとも考えると思う。

仕組み(概要)
GPX解析:緯度・経度・標高から距離と勾配を計算
区間分類:
- 上り勾配(>5%)→ 指定ペース(例:18分/km)
- 下り勾配(<-5%)→ 8分/km
- 平地(その他)→ 10分/km
時間積算:区間距離×ペース+エイド滞在を加算
PDF出力:表形式で「CP・距離・区間・獲得標高・ペース・目標時刻・関門時刻」を一覧化
応用パターン
| 用途 | 調整ポイント |
|---|---|
| トレイルレース | 勾配閾値を5%前後に設定 |
| ロードウルトラ | 上り下り差を3%以下に |
| 試走・練習用 | Cutoff省略、Targetのみ出力 |
まとめ
- GPXと関門情報を入れるだけで、現実的なペースチャートをPDF出力できる
- 上り/下りを考慮するため、区間ごとの走感に近い
- ITJ70Kの抽選に外れてしまったのは残念だが、来年は出てみたい。